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製造業では、数十キロという荷物を運搬したり荷物を運搬するために重機を扱ったりします。このような業務上、細心の注意を払って業務を行わないと事故が起きます。また、事故は前もって分かるものではなく、突然起きたり日々の積み重ねで起きることが多数です。製造業では、事故を未然に防ぐ他、ヒヤリハットと言われる一歩間違えれば大事故につながる事象が日ごろから発生しています。この記事では、製造業で起きるヒヤリハットの事例や対策などを紹介していきます。

ヒヤリハットとは

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ヒヤリハットとは、仕事中に「ヒヤッ」としたことや「ハッ」としたことを呼び危ないことが目の前や周辺で起きたが、事故には至らなかったことを指します。ハインリッヒの法則では、300件の無傷事故(ヒヤリハット)があり、29件の軽傷事故がありこれらの積み重ねで1件の重大事故があるとされています。ヒヤリハットは、300件の無傷事故を集め事前の対策や危険の認識を共有、改善をすることで作業者一人一人ができる安全活動の一つです。この安全活動は、製造業では日々おこなわれています。

ヒヤリハットが起きる原因

注意事項

ヒヤリハットを減らすには、ヒヤリハットが起きる原因を作業者全員が認識する必要があります。ヒヤリハットが起きる原因を以下5つ紹介します。

  • 作業への不慣れ
  • 油断・判断ミス
  • コミュニケーション不足
  • 疲労
  • 焦り

作業への不慣れ

新卒で入社した場合や未経験の領域に転職した場合などは、作業に対しての知識や経験が不足しており危険性の認識が低いことがあります。事前に、研修や上司から教育や注意は受けますが実際になぜそれが、危険なのか認識していない場合があります。

油断・判断ミス

作業に慣れてきて、工程を飛ばしたり作業を短縮化することでも起きます。数十年も作業をしてきた作業員でも危険性を軽視してヒヤリハットが起きる場合が該当します。

コミュニケーション不足

聞き間違いや認識不足、連絡不足により誤った作業を引き起きます。また、誤った操作をしたことがその場でわかるのであれば、軽度の事故でつながりますが数日経過して発見されると思ってもいない事故につながることもあります。上司や従業員間で確認作業を行うことで未然に防ぐことができます。

疲労

製造業であれば、長時間作業をする現場なども多々あります。長時間労働することにより疲労が蓄積して判断力が低下します。また、身体も思い通りに動かず今までミスをしなかった場面でミスが出てきます。疲労は、こまめな休憩と睡眠でとることができるので、無理をしない作業スケジュールを組むことが重要です。

焦り

突発的なエラーやアクシデントで正常な判断ができなくなる時に起きます。焦っていない場合には、行動しない動作や操作を行うことでヒヤリハットを誘発してしまいます。まずは、状況を正確に判断して対応することが重要になります。

ヒヤリハットの事例

フォークリフト

製造業の工場などで起きるヒヤリハットの事例は、作業手順を遵守していないことや作業環境の安全性が確保されていない状況で作業を進めていたことが原因に挙げられます。製造業でのヒヤリハットを3つ紹介します。

  • 加工作業中に軍手が巻き込まれそうになる
  • プレスの隙間に手を挟まれそうになる
  • フォークリフトの荷上げ中に転落しそうになる

加工作業中に軍手が巻き込まれそうになる

金属板に穴を開けている作業中に軍手が回転中のドリルに巻き込まれそうになった。原因としては、巻き込まれる可能性のある軍手を使用して作業を行ったことです。対策としては、注意を散漫ンさせないことや軍手を外して作業をすることです。

プレスの隙間に手を挟まれそうになる

プレス機を使い鋳型を形成中に、プレスが上昇していることを確認して鋳型を取り出すところを下降中に取り出そうとして手を挟まれそうになった。原因としては、作業員のミスと下降中に手を入れた際に動作が止まるような設計がなされていなかった。対策としては、プレス機に手を入れないような設備に変更することや身体の一部が機械の間に入った際に、自動で停止するようにロックをかけるようにする。

フォークリフトの荷上げ中に転落しそうになる

フォークリフトで2階にある段ボールを荷上げする際に、足がふらついてバランスを崩し転落しそうになった。原因としては、フォークリフト上のバレットに足をかけて作業をしていたため、2階部分の床と段差が生まれバランスを取ることができなかった。対策としては、危険が想定される高所での作業では安全帯を使用して万が一バランスを崩しても転落しないように防止する。

ヒヤリハットの報告

報告書

ヒヤリハットが起きた際に、作業員の全員に状況を共有する必要があります。そのため、ヒヤリハットが起きた状況などを報告書にしてまとめます。報告書を作成した後は、原因を分析して対策をおこないヒヤリハットの再発や重大事故の防止をおこないます。報告書によって、頻発するヒヤリハットを即時に把握することができ、優先して対応することができます。

ヒヤリハット報告書の書き方

ヒヤリハットに定型の様式はなく、各企業ごとに記載内容を定めています。しかし、どの企業でもいかの項目は設けていることが多いです。

  • 報告者名
  • ヒヤリハットの事例
  • 発生場所
  • 作業内容
  • 状況
  • 原因と対策

ヒヤリハットの報告書で重要になるのが、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、どのようにした)という項目が重要になります。これらの事項を網羅的に報告書に記載することで同様のヒヤリハットを事前に防ぐことができます。しかし、ヒヤリハットの報告書は「自分がミスをした」「初歩的なミスだから恥ずかしい」と報告書を提出しない人もいます。ヒヤリハットの報告書を義務付けるのであれば作業員間の意識を改めて互いに危険を回避できるような環境作りが重要になります。

まとめ

ヒヤリハットの重要性や放置をしておくことで重大な事故につながることが分かったと思います。ヒヤリハットは、その場の対応で済ませるのではなく作業員同士で認識を共有して、頻度の高いヒヤリハットは確実に対策していく必要があります。この記事を参考に労働災害の防止に役立ててください。

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