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最近、企業に関わる環境の変化が大きくなっており、人財を適材適所に配置を行うタレントマネジメントへの関心が強くなってきています。外部環境では、生産年齢人口の減少に伴う労働力不足や技術の進化、内部環境では、年功序列型が終焉を迎え、実力主義への移行、働き方改革に伴う生産性向上の需要が高まってきており、変化に対応するために人財を最適に配置するタレントマネジメントが求められています。

戦略的タレントマネジメントの必要性

必要なもの

経営の意図を汲み取った効果的なタレントマネジメントは成長の企業の宿命であると言われています。

その実現には、あらゆるビジネスの活動においてスキル面、人間性で正しい人財を入社させることが重要ですが、成長企業では急速な社内状況の変化とともに、必要となってくる人財も変化していきます。そのため、次のステージを見越したうえでタレント要件を明確にし、適材適所で人財を配置していくといったハイレベルなマネジメントが求められます。

タレントマネジメントの仕組み構築で実施すべき3つのこと

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タレントマネジメントの仕組み構築で実施すべきは以下の3つです。

・登用

・抜擢

・降格

一つ一つ解説していきます。

「登用」

組織が大きくなるにつれ、人が多く集まることで経営陣や信頼できる幹部で人財を直接見てどのような人間なのか判断することができなくなりますが、会社のレベルや文化に当てはまる人財の採用は企業の将来を考えていく上で重要な活動です。組織の規模が大きくなるにつれ自社のレベル感や文化を具体的に説明できる社員を育てることも重要になってきます。そのため、以下3点を押さえることが大切です。

・可能な限り経営トップと幹部は採用活動に関わり続けること

・採用時に、明確に自社の仕事におけるレベル感や企業文化について説明すること

抜擢」

「抜擢」に関してよく起きる問題は組織がうまく動かないことです。役職付きで良い人財に入社してもらったが、組織が機能せずそのまま組織が休眠状態になることがあります。「抜擢」では、優秀なスキルと経験を持つ人間を正当に評価できるかどうかが重要です。このことから優秀な人材を確保する方法とどのポジションで活躍してもらうかを決めることがまず最初にするべきことです。その場合、以下のような仕組みを整備することが大切です。

・昇格するための条件、役職の要件を人事制度に取り入れること

・優秀な人材が専門分野での有意義な経験を積めるようにすること

・昇格・抜擢する際は期待値も具体的に伝えること

「降格」

会社が成長し、企業のステージも移り変わると、新しい人財の受け入れが必要になってきます。しかし、意図せず残ってしまう層も一定数いることは事実です。そのため、「結果によっては降格は当たり前である」という雰囲気を醸し出すために、以下のような仕組みを整備することが大切です。

・低い質の成果を発見する仕組みを作ること

・一度降格しても再び昇格できるよう学習体制と人事制度の連携を行うこと

・昇格、降格、退職勧告といった自社オリジナルの基準構築を行うこと

日本国内企業のDX推進事例

Digital Transformation

参考にしやすい日本国内におけるDXの事例を紹介していきます。

社会問題を解決するサブスクリプション|ユニ・チャーム(製造業)

紙おむつや生理用品などの消費財の大手メーカーとして有名なユニ・チャーム。同社は事業において、「赤ちゃん用おむつ市場の縮小」「コロナの影響による保育園や幼稚園の新型コロナウイルス対策」という2つの課題を抱えていました。

そこで新たな顧客への価値提供として打ち出したのが、IT技術を駆使した紙おむつなどのサブスクモデル「手ぶら登園」です。これは紙おむつの在庫が減ってきた際に、個々の園児と保育園のデータを参照に自動的に紙おむつを発注できるシステムです。

この先進的な取り組みは、おむつの買い出しや管理などの親の負担を軽減しながら、コロナ禍においても安心して子育てができる世の中の実現に貢献。現在で1,000施設の保育園や幼稚園に導入が決定しています。

人事のDX|サトーホールディングス(製造業)

自動認識技術の分野で世界をリードしているサトーグループ。個人と集団の力の最大化という観点からタレントマネジメントに力を入れていますが、人材情報の管理や活用に課題を持っていました。

そこで導入したのがタレントマネジメントシステムです。社内でバラバラになっていた様々な人材データを一つのシステムに集めることで、情報の一本化と見える化を実現。データ活用の基礎を築きあげることに成功します。

結果、これまで勘や経験のみの判断で不安定だった意思決定に変化が起きました。人材情報という分野を集約したことで、意思決定のスピードや質が向上。マネジメントレベルが上がり、適材適所を実現しやすい環境がつくり上げられました。

無人決済|ファミリーマート(小売業)

大手コンビニの一つとして有名なファミリーマート。同社では店舗の運営コストやマニュアルの負荷、コロナ禍を背景にした非対面決済が課題となっていました。

同社が取り組んだのが無人レジの導入です。これは設置されたカメラなどの情報から、お客さんが購入しようと考えている商品をリアルタイムで認識。決済エリアに立つと、画面に購入商品の内容と金額が表示され、電子決済などで対面することなく会計できる仕組みになっています。

これにより、店舗運営の人数を減らし、人件コスト削減、非対面決済を実現。またお客さんにとっても短時間で買い物を済ませられる利便性の向上を実現しました。

AIとロボットの活用|鹿島建設(建設業)

建設業界大手の鹿島建設は、将来的な担い手不足という課題を抱えていました。この課題に対して鹿島建設は、「作業の半分はロボットと」「管理の半分は遠隔で」「すべてのプログラムをデジタルに」という目標を掲げ、AIとロボットの活用に取り組みます。

最先端のテクノロジーを使用して、複数の機会が自身で自動的に施工を行うシステムの開発を実施。現在では自動化に成功し、建設業の担い手不足は解決に向かっています。

ドローンによる配送負担の軽減|日本郵便(物流業)

郵便物でお馴染みの日本郵政ですが、求人への応募者不足などから一人当たりの社員への負担増加が課題となっています。特に地方の田舎の地域などは配達の手段が少なく、解決することが急務でした。

このことから日本郵政が始めたのがドローンを活用しての配達です。実験として奥多摩にある郵便局から田舎の個人宅への配達においてドローンを実際に使用しての配達を実施しました。

実験の結果、今までは20分程度かかっていた配達時間がドローンによって10分程度で配達を完了することができました。日本郵政は今後ドローンの活用を実施していく予定だそうです。

まとめ

新型コロナウイルスの現在の状況を受け入れながら、将来的に回復を図っていくためには、現状で様々な部分に影響している「コストの削減」が急務であると考えられます。

現状で日本国内の大手企業はコストの多くを占める、人件費を減らすために様々な取り組みを行うことで、コロナウイルス終息後の景気回復に向けて立て直しの準備を進めています。

現状を把握し、ありとあらゆる可能性を想定しながら、経済リスクを可能な限り減らすということが現在の日本企業の課題と言えるかもしれません。

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