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製造業取り巻く課題として、人員不足が原因による業務の効率化向上が挙げられます。 問題解決の道筋として、製造業DXの取り組みを進めている企業が多いですが、生産工程などの業務とは別に経理や事務業務での効率化も求められています。

そのような背景の中、今「RPA」を活用したバックオフィスや生産管理などの効率化が注目されています。 「そもそもRPAとは何か」 「具体的にどのように活用していけばいいのか」今回はこれらの疑問や事例に解説していきます。

RPAとは

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ロボティック・プロセス・オートメーションは、ソフトウェアロボット
または仮想知的労働者と呼ばれる概念に基づく、事業プロセス自動化技術の一種である。デスクトップ作業のみに絞ったものをロボティック・デスクトップ・オートメーションと呼び、RPAと区別することもある。 引用:RPAとは|Wikipedia

主に人がパソコンを使って行なっている作業を、ソフトウェアロボットが代わりに行い自動処理できるものになります。 データのダウンロードやExcelを使った集計作業といった、経理や事務作業全般のバックオフィス業務の自動化がRPAと言われています。
RPAに記憶させた工程は、現場でその都度変更することが出来ます。つまり、RPAを導入してから作業の内容が変更しても、その変更した部分のみ修正することで対応する事が出来ます。

AIとRPAは同じものと認識している人は多いかと思いますが、実は大きく異なり、従来のITシステムとは別物と考えて下さい。 RPAは指定した業務を的確に行います。一連の流れを全て指定しておくだけで、ミスなく正確に行う事が出来ます。一方AIは学習能力があるので、指示された業務を自分で対応して行います。データをAIが自分で分析し、業務の最適化などの判断をしますが、RPAはその判断ができません。それが、AIとの大きな違いです。なので、従来人間が時間を割いて行っていた単純な作業をRPAが代わりに行う事で、業務の効率化につながるという事です。

導入するメリット

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業務の効率化によってどのようなメリットが生まれてくるのか、紹介していきます。

正確かつ高スピードでの業務

人間が行うと時間が掛かるような作業も、ロボットが行うと凄まじいスピードで行う事が出来ます。しかも、人間が行うと必ずミスをどこかで犯すので、その確認作業も別に必要となりますが、ロボットは正確に行うのでミスが起きません。 時間短縮と業務効率化の両方を一度に解消出来ます。

コスト削減

事務作業だけで人材を雇っていた場合、それだけ人件費が掛かります。RPAを活用すれば、その人件費を削減する事が出来ますし、ロボットは一切休憩も取らずに水分補給も必要ありません。それらに掛かる費用も一切不要となるので、大幅なコスト削減につながります。

生産性の向上

単調な作業をRPAに任せる事で、従来事務作業をしていた作業者は別の事が出来る様になります。その分、他の業務に人材を回す事が出来るので、今までは少ない人数で行って来た生産工程も効率良く回す事が出来ます。つまり、生産業務の向上につながり、結果生産性アップにもつながります。

RPAはいわば、休まず無限に働き続け、一切間違いを犯さない人材として考えるといいでしょう。

BCP対策

BCP対策とは、事業継続のために対策を講じることを指します。具体的に言うと、自然災害や事故、不祥事などによる事業への損害を最小限にとどめ、早急な復旧をさせるマニュアルを策定し、なにかが起こっても対応できるように訓練を行うことです。 引用:BCP対策とは?防災対策との違いや対策製品を比較!|ITトレンド

自然災害や大きな事故、今は新型コロナウイルスの影響もあり、業務が継続出来ない場合があります。そのような事態は企業の経営に大きく響きますが、この時に、RPAを活用し、人がいなくても業務が続けられる体勢を整えておけば、対応する事が出来ます。 もしもの備えとしてRPAの導入は今後欠かせないものになる日が来るかもしれません。

製造業での活用

品質保証

このRPAを具体的にどのように活用していくか、こちらで解説していきます。

生産管理の効率化

生産管理の業務では主に生産予定の管理や出荷予定、在庫管理などを行います。大きな製造業になると特に在庫管理業務が大変忙しい業務となり、しかもミスが許されません。営業に出ている作業者との連携もうまくいかないと顧客からの信頼を失う事につながります。 RPAを活用する事で、常に正確な在庫状況や出荷予定などを把握し外出先でも速やかに確認する事が出来ます。

また、RPAはミスをしないので、余計な過剰在庫や欠品のリスクも少なくなります。これにより、適切な在庫量を確保できるので、業務の効率化にも貢献します。他には、急な故障などのトラブル時に担当者へ自動的にアラートを送れるような設定をしておけば、在庫確認や出荷停止などの指示をすぐに出すことができます。

発注、出荷工程の自動化

発注する際にデータをダウンロードし、発注書を作成し、それを仕入れ先などの送信などの業務もRPAで全て自動化可能です。客先によってフォーマットが異なる場合、それぞれ個別に作業者が覚える必要があり、それは新たなミスを生む原因にもなります。
これもRPAを活用する事で、フォーマットの変換なども自動で処理する事が出来るので、それぞれの工程やミスの削減につながります。

他には請求書の作成もRPAに任せる事が出来ます。未だに手書きでの請求書が送られてきたり、膨大な請求書の数を見ると頭を悩ます人が多いと思います。手書きの文字などをスキャナなどを介してデジタル化出来るツールを活用すれば、書かれた金額をデジタル化しRPAが自動入力する事が出来ます。 人間が計算するよりも正確な金額で請求書が作成出来るので、効率化と正確さが備わりますます効率化につながっていきます。

事例の紹介

工場

このRPAを活用して成功した事例を紹介します。是非参考にしてみて下さい。

三菱重工業株式会社

様々な業務の中で4項目の業務でロボットを導入した結果、1年間の通算6~800時間程度の工数削減の効果が生まれる見通しとなっています。 当初の目標より大幅な効果を見込まれているので、今後も更に期待できるでしょう。

日本インシュレーション株式会社

BizRobo!と呼ばれるツールを導入した結果、人間が行う作業はほとんどなくなり、更に作業時間が15分から5分にまで短縮されました。 これにより慢性化していた残業もなくなり、作業者の満足度向上に貢献しました。

ギガフォトン株式会社

こちらもBizRobo!を活用し、年間の削減2,700時間の効果が出ました。
今では稼働するロボットの数を増やし更なる削減に努めています。

株式会社リコー

全体の60工程にRPAが適用され、年間16,000時間の工数削減効果が出ていると見通しが立てられています。
更なる改善に取り組むため、各事業部から人員を集めて教育を実施しています。

昭和電機

2020年には40の業務で月間350時間の削減を達成しました。
現在では営業部や生産管理部など他の部署まで適用を進めています。

ダイキン

60種類の業務の作業を自動化し約10,000時間の削減効果が出ています。
更にRPAソフトロボットを自社で内製し、外部の委託コスト削減につながっています。

今現在、活用している製造業は少ないと思いますが、RPAの活用は確実に業務の効率化につながっていきます。
課題はまだまだありますが、今後の製造業の発展にはこのRPAの活用は欠かせないものになっていくでしょう。

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